企業がテレワークを導入する流れと
おすすめのWebカメラや周辺機器

2020.09.08映像

企業がテレワークを導入する流れとおすすめのWebカメラや周辺機器

感染症対策や働き方改革の推進により、本格的なテレワークの導入を検討している企業様も多いのではないでしょうか。
今回は、企業がテレワークを導入する際の流れや、テレワーク時におすすめの周辺機器などをご紹介します。

テレワークとは

テレワークとはICT(情報通信技術)を活用した、働く場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。自宅で業務を行う在宅勤務のほか、所属する事業所以外のサテライトオフィスや飲食店で業務を行うこともテレワークです。
働き方改革の推進や新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、テレワークを実施する企業が増えています。

テレワーク導入のメリット・デメリット

テレワーク導入のメリット・デメリット

テレワーク導入によるメリットもあれば、デメリットもあります。導入前に双方を確認し、検討しましょう。

メリット

  • 生産性・業務効率の向上
  • 交通費等のコスト削減につながる
  • 育児・介護に携わる社員の雇用継続が可能
  • 多様な人材の活用につながる
  • ワークライフバランスの実現

デメリット

  • 密なコミュニケーションが取れない
  • 対面での営業活動ができない
  • セキュリティリスクが高まる
  • 勤怠管理が複雑になる

企業がテレワークを導入する流れ

では、企業が実際にテレワークを導入する際には、どのような流れで進めれば良いのでしょうか。

企業の現状を把握

まず、テレワークの実施にあたって課題となることがないか洗い出しをするため、現状把握を行います。給与体系や始業時刻・終業時刻などの就業規則のほか、人事評価制度やICT環境などの確認が必要です。

導入に向けた推進体制を整える

課題点の洗い出しができたら、テレワーク実施に関するルールや申請方法などの制度面を整備します。併せて、テレワーク実施者やその関係者へ向けて研修も実施し、意識改革も行うべきでしょう。

ICT環境の整備

導入に向けた推進体制を整える

テレワークに必要なICT環境の設計は非常に重要です。従業員の私物端末を使用するBYOD(Bring Your Own Device)を導入する企業も多いですが、セキュリティリスクが高いことや、端末の性能によって業務効率に悪い影響が出る可能性もあることから、テレワークに必要なPCや周辺機器は企業が貸与したほうが良いでしょう。

特に、営業活動はWeb会議などを利用したリモート営業が中心となるため、営業職にWeb会議用のツールや周辺機器を選定・貸与するとテレワークが効率的に進みます。
また、テレワーク中は従業員同士が顔を合わせて話し合う機会がなくなるため、社内のコミュニケーションツールの整備も重要となります。コミュニケーション機会の減少により行き違いや確認漏れなどが発生し、生産性が低下する恐れがあるためです。ビジネスチャットやWeb会議ツールなどを導入し、従業員間の意思疎通をスムーズに図れるようにしましょう。

セキュリティ対策

上述したノートPCなどの端末はもちろん、テレワークを実施するにあたっては強固なセキュリティ対策が求められます。端末にアンチウイルスソフトをインストールするだけでなく、人為的なミスの発生を防ぐための研修なども重要です。

テレワーク導入・その後の評価の策定

テレワーク導入後は、定期的に改善のための聞き取り調査を行います。生産性にもたらした効果や実施中に明らかになった課題点などをテレワーク実施者からヒアリングし、分析・改善を行っていきます。対面による面談のほか、ビデオ通話による面談やWebフォームでのアンケートなどさまざまな方法があります。

テレワーク時のWeb会議におすすめの周辺機器

上述した通り、テレワーク中はWeb会議などでリモート営業や社内コミュニケーションの活性化を図ることが重要です。Webカメラやスピーカー内蔵のノートPCも多いですが、音声が不明瞭で会話が成立しなくなることも起こり得ます。スムーズでノンストレスな通話を実現するためには、外付けの機器を使用することをおすすめします。

JATO online shop マガジン編集部

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Bluetooth、USBコネクションでPCやスマートフォンと簡単に接続することが可能なスピーカーホンです。
1~6名向けのWeb会議用スピーカーホンなので、在宅勤務時にはもちろん、会議室に数名が集まって行うWeb会議でも使用できます。専用セミハードケースが付属しているので、持ち運びにも困りません。

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タッチスクリーン搭載なので、スムーズな操作が可能。ブリッジ機能を内蔵しており、PCやスマートフォン、デスクフォンと接続できます。
クリアな音声で通話ができ、メモリーカードに録音することもできます。

テレワークに活用できるツール

テレワーク中のWeb会議におすすめのツールをご紹介します。

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Zoomは操作画面がシンプルで、Web会議ツールの利用が初めての方にもおすすめのアプリケーションです。接続側はアカウントの取得が不要で、開催者が発行したミーティングIDを入力するだけでWeb会議に参加することができます。

社内の気軽なミーティングから、商談や取引先との定例会議にまで活用することができ、テレワークの生産性向上に役立ちます。
JATOでは、正規販売店としてライセンス販売から操作・設定・仕様に関するご質問の受付対応まで行っております。

おわりに

今回は、企業がテレワークを導入する際の流れや、テレワーク時におすすめの周辺機器などをご紹介しました。
テレワークはコスト削減や人材活用につながるといったメリットがある一方で、社内外のコミュニケーションが不足しがちになるというデメリットもあります。ノートPCなどの端末だけでなく、Webカメラやスピーカーフォン、Web会議アプリケーションなどを従業員へ貸与し、スムーズにコミュニケーションが取れるよう整備することをおすすめします。

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タグ : テレワーク 在宅勤務 導入
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