音響設備(拡声設備)を備えた会議室の天井埋込スピーカー設置について

2021.01.19音響

拡声設備を備えた会議室のスピーカー設置について

スピーカー等の拡声設備を備えた会議室や役員室では
聞く位置によっては音声が聞き取りづらいと感じる方も多いのではないでしょうか。
その原因の一つに天井埋込スピーカーの設置場所や設置数に原因がある場合もあります。
スピーカーは会議室の環境(天井高、広さ、収容人数等)に合わせた適切なスペックの機器選択と配置が重要です。

スピーカーカバー範囲1図上:天井埋込スピーカーのカバー範囲と天井高の関係スピーカーカバー範囲2図下:天井埋込スピーカーのカバー範囲例(天井から見たイメージ図)

天井埋込スピーカーは、
床に向かって円すい状に音が伝わるので、
真下に座っている人には良く聞こえますが、
数メートル離れた場所に座っている人は
聴き取りづらい現象が必ず起きます。

天井と人との距離が近い程、
1台のカバー範囲は狭くなります。
よって、設置数が多く必要になります。
天井高だけではなく、人が立っているか、座っているかでも距離は変わりますので想定される使用用途に合わせることでより良い音環境になります。(左図参照)

また、スピーカーによっては音の広がり方(円すい状の角度)が違うので天井の高さにあったスピーカーを選んでください。音の広がり方が特殊なものもあります(BOSE/EM180、90)。
予算内で全員が均一に聞こえるようにすることは難しいかもしれませんが、スピーカーのスペックを落として設置数を増やすなど、可能な限り適切な機器を適切な箇所に配置する事をお勧めします。

ただ、天井には梁を始め、
照明や火災報知器、スプリンクラー、プロジェクター等様々な機器が設置されますので、
機器同士で設置場所の取合い(!?)も発生します。
照明や火災報知器に比べるとスピーカーの優先順位はどうしても低くなる傾向がありますので
必ずしも理想とする箇所に設置出来ない、という施工側からすると歯がゆい裏事情もあります。
そんな環境下でも出来る限り最適な箇所に設置したいものです。

またこの1年でweb会議が大幅に増え、モニター越しの出席者は、
発言者の声が聞き取りづらいとストレスに感じます。

下記図は会議室の天井埋込スピーカーの設置例です。

会議室スピーカー設置例
同等の広さであっても会議室の環境(天井高や収容人数等)によって、上記例とは大きく異なります。
弊社では部屋の規模や利用シーンに合わせて音響・映像周辺機器のシステム全般を
ご予算に合わせオーダーメイドでご提案させて頂きます。
ぜひ一度ご相談下さい。

 

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タグ : スピーカー 音響 音響設備